ALC ビル 修復

シン→アウル

夢を、見た。



そこでは自分と水色の髪の少年が楽しそうに笑い、時には喧嘩しぶつかり合い。
それでも、その世界は優しさとぬくもりに満ち満ちていたように思えた。



あれはあくまで夢に過ぎない。
現実とは全く異なる、虚構の世界でしかない。



それでも、俺はあの世界が「欲しかった」
「欲しい」ではなく、「欲しかった」のだと。
根拠なんてどこにもないのだけれど、なぜだかそう思った。









2007.03.16